老野森囃子座は、大正4年(1915)大正天皇の御大典記念祭りをきっかけに始められた。当時は、馬車の荷台に華やかな山車を据え町内を練り歩いた。山車には大太鼓とその両脇に小太鼓が座り、大太鼓の後には稚児がチャンギリを持って立った。また、裏方には三味線と笛、掛け声の男衆がいた。
昭和に入り一時途絶えたが、昭和60年に保存会が結成され、地域の子どもたちへの伝承が始まった。その際に、地域の子どもたちが太鼓を叩いたり、唄ったり、チャンギリを鳴らしたりできるよう囃子が工夫された。
現在は、老野森子ども会の1年生から6年生を対象に、11月に実施される地区の文化祭に向けて活動している。
撮影年 | 2015年12月 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 5分28秒 |
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