新庄亀綾織は、江戸文政時代に始まり、何度か途絶え、幻の絹織物と言われたたものの現代に完全復元された織物です。 延べから織り、精錬・染色(草木染)まで、全て手仕事の、手機織りによる綾織りの最高級絹織物です。 しっとりとした風合いと気品ある光沢、しなやかな手触りに大きな特徴があります。
山形県新庄市における伝統ある、そして、幻の織物とよばれた新庄亀綾織は、斜文織(綾織)の高度な技術を要する手織りの絹織物で、全国的にも大変珍しく貴重なものであり、国内外に発信すべき価値あるものと考えています。 現在約20種類の織りの復元に成功した、この美しく貴重な新庄亀綾織を、私たち新庄亀綾織伝承協会は、二度と途絶えさせてはいけないものであり、継承させていく義務があると考えています。今後も織手の確保と育成に努めながら、美しい日本の美しい織物の一つとして伝承させていくためにも、新庄亀綾織に携われることへの感謝と誇りを持ち、技術と技能の向上に努めています。
撮影年 | 2023年 |
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著作 | 山形県 |
制作 | (公財)山形県生涯学習文化財団 |
時間 | 7分36秒 |
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