川西小松豊年獅子踊保存会

分類: 習俗 地域: 置賜地域川西町
活動主会場川西町立第一中学区(主に小松地区)
開催日程夏休み期間中(3週間程度)
連絡先川西町協働のまちづくり課 TEL0238-42-6668

活動概要

小松豊年獅子踊は、起源は平安時代初期にさかのぼるといわれている。以来上小松の若者達によって伝承され寺院「大光院」の盆行事の一つとして定着したこの踊りは、その後江戸時代には豊作の年のみ踊ることを許されたため「豊年獅子踊」とよばれるようになった。
大 正時代には伝統文化への関心が薄れる風潮もあり、一部の地域(南区)のみが伝承を続けるのみとなったが、それも昭和の戦争期に一度消滅した。戦後、郷土の 文化遺産に対する関心が高まり、昭和20年代後半に復活、現在まで「小松豊年獅子踊保存会」を中心として伝承・保護活動に努めている。昭和55年には、県 無形文化財に指定を受けた。
昭和47年、後継者の養成の観点から、小松地区を校区に含む新山中学校(現在の第一中学校の前身)に「郷土芸能クラブ」が設立され、本格的に子ども世代への伝承活動を開始した。
毎年夏休みの期間中、午後7時から9時までの2時間、川西町中央公民館を会場に獅子踊保存会員が指導を行っている。8月16日・27日に町内の祭祀の中で、大人と一緒に練習の成果を披露する公演を実施している。

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