柿入道かたりぼたり(かきにゅうどうかたりぼたり)

分類: 民話 地域: 庄内地方酒田市 作者: 大場 郁子

たくさんの実(み)をつける柿(かき)畑(ばた)。稲刈(いねか)りが忙(いそが)しく、柿(かき)をとりに行(い)く暇(ひま)がありません。柿(かき)の木(き)はおもしろくありません。柿(かき)の木(き)が化(ば)けた大男(おおおとこ)は、拾(ひろ)った柿(かき)を屋敷(やしき)の周(まわ)りにばらまいていきました。いつのまにか門(もん)よりも高(たか)くなってしまった柿(かき)の山(やま)。これから一体(いったい)どうなることか・・・。