犬の宮(いぬのみや)

分類: 由来 地域: 置賜地方高畠町 作者: 高橋久吉(絵:南陽市) 長谷部恵美子(脚本:川西町)

高畠町(たかはたまち)高安村(こうやすむら)(旧(きゅう))に伝(つた)わるお話(はなし)。たくさんの野菜(やさい)や米(こめ)が取(と)れた豊(ゆた)かな村(むら)。ところが、京都(きょうと)の比叡山(ひえいざん)から逃(に)げてきた古(ふる)だぬきが京(きょう)の都(みやこ)の役人(やくにん)に化(ば)けて、村(むら)の人(ひと)たちを苦(くる)しめました。そんなある日(ひ)、目(め)の見(み)えない旅(たび)の坊(ぼう)さまから、甲斐(かい)の国(くに)の三毛(みけ)犬(いぬ)、四毛(しけ)犬(いぬ)のことを教(おし)えてもらいました。