八敷代番楽(はっしきだいばんがく)

テーマ: 伝統芸能 地域: 最上地域真室川町
<概要>
真室川町(まむろがわまち)八敷代(はっしきだい)地区(ちく)の、八敷代番楽(はっしきだいばんがく)は毎年(まいとし)9月12日に山神社(やまじんじゃ)で獅子舞(ししまい)が奉納(ほうのう)され、獅子頭(ししがしら)は持(も)ち回(まわ)りで氏子(うじこ)の家(いえ)に奉納(ほうのう)されます。かつては15の舞(まい)がありましたが、現在(げんざい)では、4つだけが伝承(でんしょう)されています。

<説明>
「八敷代番楽」ナレーションより

三方(さんぽう)を山に囲まれた自然豊かな八敷代地区(はっしきだいちく)は、人口200人余りの小さな集落です。

稲穂もこうべを垂れ、実りの秋を迎えた頃に、八敷代番楽(はっしきだいばんがく)は行われます。祭りのはじめは、山神社で豊作と祭りの安全を祈願したあと、獅子舞が奉納されます。

訪れた人々は、さい銭を頭に乗せて獅子に頭をかんでもらい厄災を払います。
獅子舞の奉納が終わると、一行は集落へと向かいます。
獅子頭は、毎年、氏子の家々を順番に周り奉納されます。奉納される氏子の家を「宿」と呼び、獅子頭は「宿」の家に一年間まつられます。

今回、この家に獅子が奉納されるのは60年ぶりだそうです。
かつて、八敷代番楽は、「じゅおう」や「すずきの舞」など15もの舞がありました。面の数も、舞の数だけ残っています。

宿では、獅子舞のあと、「地神舞(じじんまい)」が奉納されます。「地神舞(じじんまい)」は、土地の神に感謝する舞で、「唄踊り(うたおどり)」ともよばれています。扇子の使い方と頭の振り方が特徴的です。

夜になると、屋外の舞台で舞が奉納されます。
「武士舞(ぶしまい)」は、「源平屋島(げんぺいやしま)の合戦(かっせん)」の武将、「那須与一(なすのよいち)」が弓を放ち、刀をふるう活躍の様(さま)を表現したものです。 踊り手が、武士になりきる勇壮な舞です。

集落の人々は、代々伝えられた舞の姿に見入っていました。

撮影年2001年
著作山形県
制作(財)山形県生涯学習文化財団
時間5分1秒

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