いっとごしょ

テーマ: 祭り・年中行事 地域: 庄内地域庄内町
<概要>
いっとごしょの由来(ゆらい)は、米(こめ)一斗(いっと)五升(ごしょう)のこととも、高貴(こうき)な落人(おちうど)が流(なが)れてきてその住居(じゅうきょ)を遠島(えんとう)御所(ごしょ)とよんだからともいわれています。
昔(むかし)は男子(だんし)の元服(げんぷく)の行事(ぎょうじ)として12月6日に行(おこな)われていました。

<説明>
「いっとごしょ」ナレーションより

庄内町余目の南端、京島(きょうじま)という集落には、「いっとごしょ」という子供だけで行う伝統行事があります。
大晦日の夜になると、子ども達が山神社に集まりお参りをします。
その後、神社の御神体を一番年上の大将と呼ばれる子供が背負い集落の家々を練り歩きます。

家に入ると、大将が御神体を玄関におき、「いっとごしょ」を唱え続けます。
家の人は、御神体にお参りをして感謝します。
家の人から出された初穂料(はつほりょう)を預かると、次の家へと向かいます。

「いっとごしょ」という言葉の意味は、以前、初穂料は、お金ではなくお米やお餅などだったことから、お米の「1斗五升(いっとごしょう)」の言葉からきていると言われています。

集落の家々を、2時間ほどかけて廻ります。

撮影年2001年
著作山形県
制作(財)山形県生涯学習文化財団
時間2分11秒

Youtubeの動画が見れない場合は、下の再生ボタンからご覧ください。

再生